西池小の1年生は「昔のあそび」名人をめざして、様々な技に挑戦中です。来年の1年生、そうです年長さんたちに、技の発表をして技を伝えることを計画し、地域の幼稚園、保育園が招待されました。
体育館には7つのあそびのグループができていました。「けんだま」「めんこ」「だるま落とし」「こままわし」「まりつき」「たけうま」「おてだま」の7つです。
園児たちは、交代に全ての遊びを見学したり、体験したりします。野の花幼稚園の卒園生が最も多く進学する池内小学校なので、顔見知りの1年生が、どのグループにもいます。年長さんは、知っているお兄さん、お姉さんたちを見つけて嬉しそうでした。
この取り組みは、小学校・幼稚園に求められている「幼少連携」の一環でもあります。幼稚園からスムーズに小学校へ上れる「アプローチカリキュラム」、小学校で幼稚園から上がって来た子ども達が小学校になじむための「スタートカリキュラム」の取り組みです。
これには、子ども同士の交流が欠かせません。幼稚園児にとっては、小学生にあこがれる気持ちが大切です。小学生にとっては、小さな子供の世話をして導く経験が大切です。
体験の後に、参加した全ての園児に小学生が作ったメダルがプレゼントされました。1年生の代表は、本園の卒園生でした。卒園生たちの頑張りを見る事もでき、指導者にとっても嬉しいプログラムでした。
